第5話 見積りそして減額調整、工事契約まで

10月25日 見積書提出日
質疑応答も終わり、運命の見積書提出の日である。とってもドキドキな日である。本当は私がSさんに直接見積書を渡しに行かなければならないのだが、翌日から建築士会の全国大会で鳥取の米子に行かなければならないので宅急便で勘弁してもらうことにしてもらった。見積もりをお願いしたのは3社、以前尼崎市のT邸と茨木市のM邸をやってもらったH建設と以前私が勤めていた時におつき合いのあった工務店、そして建築士会がらみで紹介してもらったゼネコンである。かなりの予算オーバーになるのではないかとは予測がついていた。案の定、2社はめちゃくちゃ高かった。かろうじて建築士会がらみで紹介してもらったゼネコン、M工務店が減額変更をすればなんとか近い線まで行きそうだったので、この時点でM工務店にお願いするだろうと言うことは簡単に予測がついた。

(ちょっと一言)
実は情けない話、今頃になってわかったことなのだが今までつきあって来たH建設がかなりローコストで頑張ってくれていると思っていたのですが、実はもっとローコストで出来るんだと言うことがこの時初めてわかったのでした。私自身この時はかなりショックでちょっとだけ人間不振にもなってしまったし、凄く勉強にもなりました、しかし、この後もっとローコストでもっともっとクオリティの高い工務店とも出会えることが出来たのでいまでは良い教訓になっています。H建設さん今まで御苦労さまでした、色々と教えてくれたことはとても感謝しております。

10月31日 見積り後の打ち合わせ
いつもの福知山の喫茶店でSさんと打合せだ。二人で見積書をにらめっこしながら、どの会社にするのか、いくらまで減額するのかの打合せを行った。なんやかんや言いながら結構予算オーバーでもあるので、肩身の狭い思いだ。ああ、つらいなあ・・・・・。結局、後の2社は予算には程遠いのでM工務店に依頼することを決定した。その旨をM工務店の営業のHさんに連絡した。

11月8日 減額の打ち合わせ
さあ、ここからが勝負だ、いかにもとの設計内容からグレードを落とさずに金額を落とすかを徹底的に考えなければならない。今日はSさんとM工務店の営業のHさんと3人での打合せである。2人は初対面なのでまずは挨拶をすまし、さっそく色んな話に入っていった。

11月14日 M工務店と打ち合わせ
M工務店の営業のHさんと事務所で打ち合わせ。やり方としてはM工務店の方から、色んな減額提案をもって来てくれてそれをこちらが選択して行く方法で減額して行くのである。とてもM工務店には労力をかけることになる。感謝、感謝。まずは私が減額内容のチェックをする、そしてSさんのチェックとダブルチェックで話を前に進めて行くのだ。

11月17日 減額の打ち合わせ2回目
ほとんど減額する箇所が決まってきた、今日は最後の詰めの打合せである。Sさんと頭を突き合わせてもう間違いや見落としが無いか、しつこく打ち合わせをした。なんとか最終希望の金額に落ち着いた。「ああ、よかった、これで安心、とりあえず今日はゆっくり寝よう」と思ったのであった。Sさん、色々と妥協、御理解本当に感謝です。

12月2日 工事契約
やっとこの日が来た。といってもこれからが大変なのだが。契約はM工務店の大阪支店ですることになっていたので、電車で大阪に向かった。私も初めて行くので少しだけワクワクしている。契約では支店長も加わり和やかに契約が行われた。さあ、これからが本番だ、ファイト、ファイト!!