第2話 ラフプラン作成からハウスメーカー解約

2月初旬から中旬まで ラフプラン作成後、概算見積もり提出

2月1日 ラフプラン作成

前回の打合せで話した結果、Tさんはまだハウスメーカーを断った訳でもなく、Tさん自身にしても、こちらに依頼する決め手になるものがないので、私の方でとりあえず概算見積りにも使えるプランを作りましょうと提案した。まずラフプランを3案ぐらい作り、その中からとりあえず1番気に入ったプランを選んでもらい、そのプランで概算見積りをとり、予算的に可能であれば私たちの方に設計監理業務を依頼してくればいいということである。

私は他の予定で時間があまりなかったので急いでラフプランを3案つくりそれを郵送した。
これは愚痴になるがTさん宅はファクスがないので私にとっては辛いところだ。ラフプランは手書きなのでファックスか郵送ぐらいしか良い方法はない。スキャナで読み込んでホームページにも載せてみたがやはり画像は汚い。まあCAD入力になってからはホームページ上に乗せても全然問題無かったので辛かったのは最初だけだったのだが。

とりあえずの案が決まりそのラフプランから配置図、平面図、立面図、断面図をCAD入力した。

2月4日 概算見積り用の図面作成および概算見積り

その概算見積りが出た時点でT氏のマイホームに対する希望と予算がかみ合えばこちらに依頼してもらえることになる。やはりこの不況だ、なんやかんや言っても仕事は欲しい。ここが私たちの頑張りどころである。概算見積りは私達が普段からお世話になっているH建設にお願いした。

2月5日 H建設N社長との打ち合せ

とりあえず、概算見積り作成のための図面が完成したので、H建設の社長であるNさんと打ち合わせをしようということで、事務所に来てもらった。

打ち合わせ内容は、図面の説明と図面に出ていない細かな仕様の設定である。
この時点での図面は1:100の平面図、立面図、断面図だけなので、外装や各部屋の仕様などは図面には現れていない状況なのでNさんと二人で打ち合わせしながら金額と性能などを考慮しながら、ローコスト化で高性能な住宅が提案できる仕様を決めていった。

2月9日 概算見積り提出

H建設に依頼していた見積書ができた。
Tさんにあらかじめ予算を聞いて、その中で出来るよう設計していたので、だいたい私が予想していた金額が出ていた。いや私が思っていたよりも少し安く出ていた。そのおかげで自信をもって、Tさんにうちでやった方が得だと言いきったのだった。

ハウスメーカー解約

2月中旬 ハウスメーカー解約

やはり私たちの設計の内容と対応、それに金額に納得してくれたらしく、ハウスメーカーとは解約することになった。

この時点で心配だったはいまだに融資予約の葉書がきてないことである。
Tさんいわくハウスメーカーの方がわざと遅らしているので心配ないと言うが私の不安は拭いきれないのであった。
ほんとにそうなのかと疑いをもちながらも、話を前に進めることになった。

実はTさんはハウスメーカーに仮契約の時点で手付け金を払っていました。ひょっとしたら全額帰ってこないかもしれないというリスクをしょいながら私たちを信用し、依頼してくれました。私としては物凄く嬉しい反面、責任を強く感じました。いわゆるプレッシャーですね。