第3話 基本設計

本格的に打ち合わせ、プランをつくりはじめる

設計契約から基本設計、融資のトラブル発覚

2月14日 打ち合せ
本格的にプランの打ち合わせに入ろうということでの最初の打ち合わせだ。
大きくはラフプランと変わらないのだが細かい間取りや使い勝手などの話し合いが行われた。水廻りのレイアウトや子供室の大きさの検討、お互いのためにもよくないので早速来週に設計契約をしようということになった。

2月21日 設計契約
Tさんはこの前も簡単にハウスメーカーとの仮契約の時もハンコを押してしまったが、今回もこんなに簡単に押していいのだろうかと笑いながらハンコを押していた。
私は、うちは出来だか払いのうえ、かなり後払いなのでそんなに心配しなくても大丈夫ですよと言った。はたして安心してもらえたのだろうか?
この時点でまだ融資予約の葉書は来ていない本当に大丈夫なのだろうか。

2月28日 滋賀県の住宅見学会
去年の暮れに竣工した、これも同じくマイホームと不動産フォーラムで知合いになったYさんの家の見学会を行った。
フォーラムの仲間や同じ私の施主候補の人たちが集まってくれた。
Tさんにも参加してもらった、もちろんのことだがフォーラムの仲間よりも営業の方が優先になってしまって、フォーラムの仲間には迷惑をかけてしまう形になった。フォーラムのみなさん、ごめんなさい。
Yさん宅の和室をお借りして最終プランの打ち合わせを行った。もう一組これから家づくりを始めたい御夫婦もいらっしゃって、興味津々Tさん夫婦との打ち合わせを見ていた。
普通、他の人の家づくりの打ち合わせの場面なんてなかなか見れるものではないですよね。

3月6日 打ち合せ
プランの最終打ち合わせを行った。フリーハンドで描いていた図面もすでにCADで入力しており細かい所まで打ち合わせをし、最終決定した。
(決定案へ)結局私が提出したプランの合計は12案になった。
それより気になるのは融資予約の葉書きが相変らず来ない。
さすがにここまで来ると私の方が不安になって来る、もし融資がだめだったらなんの為にハウスメーカーを断って私に依頼したのか、Tさんにとっては逆にマイナスにしかならないのだ。もちろんのことながら私自身も仕事がひとつ減るのは非常に辛いところだ。
Tさんに銀行に問い合わせた方がいいと何回か言ったが、私としての印象はなかなか重い腰を上げてくれない。
どうやら「純粋に建築としての家づくりだけでは済みそうにないな」とこの当たりで私は覚悟しました。きっちりお金の話のけりをつけないと先には進まないだろうと。

3月中旬 融資の承認が出ないことが発覚
結局、Tさんが金融公庫の窓口業務にしている銀行に連絡したところ、色んな問題があり融資承認が出来ないとの話であった。
抵当権の問題等であるのだが、ハウスメーカーで依頼していた時はなんか裏技を使うんだったのだろう。(裏技といっても悪いことじゃないですよ、単に私が知らないテクニックのことです)
私の知識だけでは手に負えないので、私が普段お世話になっているS銀行に相談しましょうということになった。本当に窓口になっている銀行が言っていることが妥当なのか、他に対策や方法などはあるのかを聞いて次のステップに進めようということである。

3月24日 銀行に相談に行く
夕方、Tさんと大阪のとある駅で待ち合わせてからS銀行に相談にいった。S銀行の方はとても熱心に相談に乗ってくれて、少しほっとしながらも実際の融資が出来るかの話はすぐには解答は出せないとのことで(当たり前のことですよね)後日連絡してくれるとのこと。

4月12日 T氏と銀行に行く
なぜ融資が出来ないのか、これからどうすればいいのかを聞きに二人で住宅金融公庫の窓口銀行の融資担当者に会って話をした。
融資担当者の意見は実際の土地の面積と謄本の面積があまりにも違いすぎるのが不自然だということと確認申請書が無いので融資できないとのこと。
測量しなおして再登記するのと確認申請をおろしてくれれば、融資はいつでもOKということで話は終わった。
銀行が終わった後はでH建設が紹介してくれた測量事務所に行き詳しい話を聞いた。
日数と金額、これからどのように進めていくのか等である。
その後T氏に設計業務を再開しますよと言うと今日中に返事するからもう少し待ってくれとのこと、やはりご近所のことが気になるらしい。
その晩、T氏はやっと覚悟を決めたらしく設計業務を再開してくだいとの電話があった。
ふう、やっと設計ができるとほっとした夜だった。