第4話 ドタバタ確認申請&実施設計

4月〜5月 確認申請で大騒ぎ

4月24日 確認申請の為の資料をもらいにTさん宅に行く
罹災証明書の写しと協定道路の協定書の写しをもらいにT宅に行く、あいかわらず息子さんたちは味がある(もちろんかわいいという意味っすよ)
午後から建築士会の総会があるのではやく話を終わらせなければいけないのだが、私の場合すぐ話が盛り上がってしまうので、なかなか終わらない、結局建築士会の集合時間には遅れてしまった

4月30日 確認申請提出
5月から基準法が改正され確認申請の手続きや書式も変わるので、慌てて書類を作り、ぎりぎり改正前に提出した。
尼崎市は確認申請前に事前協議があるのだが、被災したものは罹災証明の写しを提出すれば、確認申請と同時提出ができるのである。
とりあえずは受け付けて事前協議も確認申請もうけつけてもらったのだが私にとっての試練はここからはじまった。
元々、設計の仕事を受けた時に解約したハウスメーカーが有料でつくった敷地に関する資料があったので、それを利用しない手はないと思った時から悲劇は始まったのかも
まず尼崎市は時限図を事前協議につけなければいけないのだが、この資料にも時限図があったのでこれは使えるぞということで、申請書にいれたのが間違いだった、これにより開発指導課は区画整理が終わってない地域だと勘違いし、他の部署に行き、資料を取ってきたくれと言い出したのであった、元々普段から確認申請業務は人任せの私、今回も知合いの事務所の野口さんに代願を頼んでいて図面はある程度描いていたが、書類作成はすべて野口さんまかせであった。結局ハウスメーカーが添付してた書類の種類が間違っていたので差し換えたら問題なかった。よかったよかった。
注)、現在、私の嫁はんが育児のためフルタイムで仕事が出来ないため事務所は私1人です。そのため確認申請業務までやっていると他の仕事に影響が出てきますので、確認申請のプロの野口さんに依頼したのです。もちろんの事ながら普段は確認申請業務も住宅金融公庫の設計審査の業務等もうちの事務所で対応しています。

5月4日 設計詳細打ち合わせ
現在実施設計真っ最中!!嫁はんも自宅で息子の面倒をみながら、しこしこと展開図や建具表を描いている。

連休の真っ最中にもかかわらず、細かい打ち合わせがしたいのでと言って、無理やりご夫婦に事務所まで来てもらう。
打合せの内容はというと、まず私のとんでもなく情けないミスのお詫びから始まり、フローリングの種類、鏡をどこにつけるか、設備のメーカー選定の話などなど、かなりの項目に渡って打ち合わせをした。2時から7時までと相変らず私の打ち合わせは長い。

5月7日(金曜日) 建築審査課から連絡
他の仕事の打合せを終え、事務所に夜帰ってくると審査課の担当者から電話があった。留守番電話を聞いてみると訂正があるので電話欲しいとのこと、早速野口さんに連絡、月曜日に連絡してくれることになった。

5月10日(月曜日) 訂正内容確認、そして大問題発生
野口さんから電話があり予期せぬ大問題が浮かび上がった、審査課の担当者が言うには前面道路が5メートルではなく4メートルだということだ。私は「おいおいどないなっとんねん」と思いながら、野口さんと一緒に尼崎市役所に行く段取りをした。さてさてどうなることやら。
チェック)、4メートルだとどうなるかと言いますと、道路斜線で屋根の1番高いところの高さが低くなってしまい、それによりロフトの天井高さが低くなってしまうのです。これは奥さんがっかりするだろうなと私は思いました。

5月12日(水曜日) 尼崎市役所に行く
前面道路の幅員が4メートルと言われたので本当かどうか確かめに代願事務所の野口さんと一緒に尼崎市役所に出向いた。
審査課の担当者の方と話した結果やはり5メートルではなく4メートルだということがはっきりした。いかにハウスメーカーのミスであるとは言え、私の落胆は隠し切れない。野口さんはなぐさめてくれるがやはり私としてはある意味私の怠慢でもあったと思うので反省はするべきだと思う。これからはいかにハウスメーカーが有料で作った敷地資料図であっても信用せず、きっちり「これでもか」と言うぐらいリサーチしようと反省の境地にたたされる私であった。
尼崎市役所にいったあとTさんに報告の電話をしたのだが怒ることなく、快く了解してくれたことは本当に感謝であった。
それとなぜか分からないのだが、住宅金融公庫から融資予約の通知葉書きがTさん宅にきたとの報告があった。
なんであんなにすったもんだしてたのに今ごろ来るのだろうか?不思議だ。
Tさんと私のあの時間はなんだったのだろうか?と力がぬける私であった。

5月15日(土曜日)
ハウスメーカーは相変らず5メートルと言い張っているらしい。役所が4メートルだと言ってるのだから、いい加減素直にあやまれよと思いながらもなぜ5メートルなのかの理由をハウスメーカーに追求したらどうかとTさんに言った。

5月16日(日曜日)電話で話す
Tさんに最終的な判断をして下さいと話した。今日1日考えさせてくださいとのこと。了解した。

5月17日(月曜日)道路幅4メートルでの計画に変更決定
Tさんからメールがあった。ハウスメーカーを追及してもしかたないので道路幅4メートルでの設計をして下さいとのこと。
なんて心が広いんだあ!!と思いながら「わかりました」と返事を書いた。
早速訂正にかかった。しかし実施図面を今から訂正するのはいつものことながらしんどいものだ。

5月19日(水曜日) 確認申請の訂正
道路幅4メートルでの計画に変更されたので、高さ関係が出ている図面は全部描きなおした。確認申請の図面も訂正だけでは追い付かないので全て差し換えることにした。それを全部野口さんに渡して尼崎市役所に訂正に行ってもらった。
野口さんから連絡あり、すべての訂正、差し換えを終了したとのこと、あとは事前協議がおりるのを待つのみだ。

5月21日(金曜日) 開発指導課から連絡
開発指導課の担当の方から連絡があり事前協議がおりたとのこと。すぐに野口さんに連絡を入れた。
週明けにとりにいってくれるとのこと。

5月23日(日曜日) 実施設計最終打合せ
今日は打合せのハシゴだ!!朝から大阪で打ち合わせをし午後3時からTさん夫婦と最終打ち合わせをした。
最終的に細かいところを全部チェック、図面にTさんの希望が全て入っているか、細かい間違いがないかをみんなでチェックした。
一通り全部見るのにはとても時間がかかった。相変わらずへとへとになる作業だ、もっと合理的に出来ないかなあと思いつつ好きなのでついついのめり込んでしまう自分がそこにあった。

5月24日(月曜日) 事前協議おりる
野口さんから連絡があり事前協議の書類をもらってきたとの報告をうける。これであとは審査課からの連絡を待つのみ。

5月26日(水曜日) 審査課から電話
審査課の担当の方から連絡があり、少し訂正があるとのこと。
しかし訂正は少しなので訂正が終われば決済ということで、確認申請はおりますとのこと。
野口さんにこのことを伝えようと電話したがあいにく留守だったので、留守電に内容を入れた。ああ、やっと確認がおわるぞー!!

5月27日(木曜日) 確認申請おりる
朝10時ころ野口さんから電話があり今尼崎市役所にいってきたとの電話があり、これからうちの事務所によるとのこと。
30分ほどしたら野口さんが、るんるんとやって来た。ああやっと確認がおりた!!ほっとした1日だった。

5月30日(日曜日) 実施設計終了
実施設計終了です、内容は次回に書きます。